一般に35年でのトータルコストを比べれば借りたほうが安いです。逆に長生きするほど分譲マンションを買ったほうが安いです。ですが、賃貸を例にしても具体的に何年賃貸に住むと購入価値を上回るかなどによってまるきり話が変わります。そして50年間同じレベルの物件に住み続けるという仮定自体ナンセンスで、ライフサイクル変化により住む物件が変化します。結果賃貸と分譲購入とでトータルコストに大きい違いはないことが多くて、トータルコストを重要視してどちらか選択してしまうのは得策ではないです。そして、賃貸メリットで真っ先に思い浮かぶことですが子ども増えて部屋数増やしたい、自立して子供が家から出て部屋数減らしたいなどの時です。部屋数の増減、住み替えが簡単なのが賃貸の良いところでライフサイクル変化へ柔軟対応できるのが最大の魅力です。購入物件は経年劣化に応じ修繕など必要が出ますが、賃貸はもちろん不要で修繕、管理などメンテナンスを借主側で対応します。

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