狭小住宅と呼ばれる、狭い土地に家を建てるということもあると思いますが、そのような場合には、2階建てではなく3階建てにすることで、広さをある程度確保するという方法があります。とはいえ、1階から3階まで急な階段を上り下りするというのは大変ですし、もし将来高齢になったときには、使い勝手があまり良くない可能性があります。となると2階建てが無難であるという結論に達するかもしれません。

それでも、たとえ2階建てだったとしても、狭さをそれほど感じないような工夫をすることはできるかもしれません。あまり間仕切りを多く作らずに壁を少なくすることで、広く見せることは可能ですし、廊下のスペースを作らない、またデッドスペースと言われる、活用できない空間を作らないように設計してもらうこともできるでしょう。

また玄関部分を少し広くし開放感を出すとか、扉を斜めにつけることで、奥行きが広いように見せることなど、アイデアを出すと狭小住宅でも、ある程度ゆとりのある家づくりができます。

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