住宅を選ぶ時には、坪単価が1つの基準になります。単価は、住宅の価格に大きく関わってくるからです。もちろん単価が低い住宅の方が、価格も低めになる傾向はあります。

ところで坪単価を比べる際には、別途費用が含まれているかどうかも、確認する必要があります。そうでないと、かえって高く付いてしまいかねません。

例えばA社とB社の坪単価は、それぞれ50万と60万だとします。この数字だけに着目すれば、A社の方が価格は低めに見えます。しかし実際には、A社で別途で費用がかかる事も多いのです。

というのも住宅を作っていく際には、様々な工事を行う事になります。ライフラインの引込み工事や、各種配線の工事も行う訳です。その数字を加算しますと、坪単価に換算すれば、A社は63万円になってしまう事もあります。明らかにB社の方が安くなる訳です。

つまり坪単価の数字だけでなく、「合計」の費用で比べていくのが望ましいのです。1つの数字だけに注目せず、複数の数字に目を配って、比較すると良いでしょう。

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