作る家の選択肢は、色々あります。間取りを比較的広くするために吹き抜け構造にする方法もありますし、トイレを押しボタン式にする方法もあるのです。選択肢が色々あると、どれにすれば良いか迷ってしまう事もあるでしょう。
どれを選べば良いかは、それこそ個々の家庭の状況次第です。家族の状況によっては、ここだけは譲れない条件も、必ずあります。その1つはバリアフリー構造なのです。
一戸建て住宅の場合は、やや段差が多い事もあります。マンションのように床面が平らなのではなく、随所に段差がある住宅も少なくありません。色々な箇所に段差があると、足が不自由な方は困ってしまうでしょう。車椅子などを使用するなら、階段を移動するだけでも一苦労です。
しかしバリアフリー構造にしておけば、住宅の床面は平らな状態になります。たとえ車椅子で移動する時でも、そこまで不自由する訳ではありません。ですから足が不自由な家族が住んでいるなら、バリアフリー構造は「譲れない条件」になるでしょう。そうでない家族の場合、また違う条件を優先する事になります。