憧れの注文住宅で、自分たちで楽しみながら間取りを考え、やっとの思いでマイホームを手にしたのですが、その後の光熱費についてもっとしっかり考えるべきだったと後悔しました。というのも、それまで小さなマンションに住んでいたため、暖房や冷房にそれ程お金がかかっていなかったのです。寒い日も暑い日も狭いリビングで家族全員で過ごしていたため、冷暖房を付けるのは1部屋だけでした。しかし広いマイホームに移ると、それぞれが自分たちの部屋で過ごすことになるため、それぞれの部屋での冷暖房がつけっぱなしになります。また、明るいリビングに憧れて天井を吹き抜けにしたのですが、暖かい空気は上に流れていってしまうため、冬はどんなに暖房をつけてもリビングがひんやりします。そのため暖房を強めにつけてしまうのですが、すると冬の光熱費が大変なことになります。それまでのマンション生活に比べると約3倍の光熱費となっています。マイホームを建てるときは、素敵な壁紙、きれいなフローリング、広いリビング、と夢ばかり膨らませてしまいがちですが、光熱費などの現実的な部分にもしっかり注目するべきだと思います。
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